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2010年
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2010/10/20

フューチャースクール実証研究

Tweet ThisSend to Facebook | by:落伍弟子
総務省が今年度実施する「フューチャースクール推進事業」実証研究が始まったようです。

しかもこれの追加募集ともいえる公募が11月4日締め切りというあわただしさで開始されています。

■日経ITPro
・2010/08/06
 総務省のフューチャースクール推進事業、請負先2社と実証校10校が決定

  総務省のサイト(平成22年8月6日)

・2010/09/14
 タブレットPCを全生徒に配布、フューチャースクール実証研究の目指すもの

東日本地域を請け負うNTTコミュニケーションズ(NTTコム)では、生徒用のタブレットパソコン として東芝情報機器の教育用端末「CM1」を採用する。 CM1は10.1インチ型の感圧式タッチパネル液晶を搭載し、重量が約1.8kgのWindowsパソコン(AtomプロセッサーN450を採用)である。

一方西日本地域を請け負う富士通総研では、生徒用のタブレット端末として富士通製「FMV-T8190」のカスタムモデルを採用する。FMV-T8190 は12.1インチ型の静電容量方式によるタッチパネル液晶を搭載し、重量が約1.9kgのWindowsパソコンである。

FMV-T8190は今年の秋冬モデルチェンジで後継機種に交代してます。

・2010/10/13
 「タブレットPCは子どもの意欲づけに効果」、葛飾区のフューチャースクールで実証実験始まる


■東日本地域の見学など
授業デザイン研究所 2010-10-09
・フューチャーズスクール潜入リポート その1

・フューチャーズスクール潜入リポート その2 マシン

・フューチャーズスクール潜入リポート その3 文字認識

・フューチャーズスクール潜入リポート その4 インスト作業

■東日本地域で導入された機器について
・東芝とインテル、共同で教育用タブレットPCを商品化

・「東芝の教育用タブレットPC CM1」

・Twitterでつぶやかれていた写真
 http://twitpic.com/2z76f2

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 実証研究ですから、実践対象校には負担がかかっています。

■教育工房 あいであ・るーむ
 http://www.idearoom.net/php/index.php
 2010年9月24日~10月19日

 このうちかなりの投稿は自主規制されています。未来を見据えて、今後に期待ということでしょう。

今日は、上とは別の方(東日本の関係者の方でしょう)がアンケートのことでつぶやいておられました。

FSのアンケートで管理職激怒!やってもいない、準備もできていない、機材もそろっていない中でどうして答えられるのか!たしかに文言がわかりにくい・・・ #fscl
    http://twitter.com/#!/KATOYON/status/27918078876

うちの先生は使っている方だと思うが、火に油を注ぐようなことはやめて欲しい・・・使って効果は上がってきているのを実感している先生までもやる気をなくす #fscl
もうやめてもいい・・・って言い出しました。 #fscl
今回の事業は実証校ではどれほどの犠牲の上に成り立っているのかわかってはくれないようだ。「機材を入れてあげたでしょ、なら言うこと聞きなさい」っていう態度は不信感しか生まれない #fscl
問題なのは、実際に不十分な機材でも毎日使ってくれている現状をしっかり把握されていないこと。事前に合意の上のことを覆すこと。要求していることはたしかに多いかも知れないけど、それは事前の話し合いでのことをお願いしているだけなのに・・・。 #fscl
    http://twitter.com/#!/KATOYON/status/27919687009

まぁ、起こるべくして起こった(成果報告に向けて中間報告を作成しなければなりませんし)ことです。
「覚悟はしていたけれど」でしょうが「ここまでとは」という状態になっているんだと思います。

生みの苦しみはわかります。その苦しみをできるだけ引き起こさせないようにするのが、発注元である官庁側の責任だと思うのですが、いつもかなりの「きしみ」が発生するのです。なんとかならないものなのでしょうか。

20:05 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 情報教育