8月4日付で文部科学省が昼間報告を公表しました。
■結果の概要-平成20年度(平成19会計年度)地方教育費調査 中間報告
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/005/1282354.htmこれのプレスリリースはNICERが公開しています。
■NICERでの公開情報
http://www.nicer.go.jp/lom/data/contents/bgj/2009080401010.pdf プレスリリースの方がカラーなのでグラフがちょっと見やすいです。
で、やっぱり学校教育費も社会教育費も減額がつづいています。
子どもの数が減少しているので、給与費や建築費が減少するのは分かるのですが、それが子どもの数の減少にみあっているのかどうか、わかりません。
建築費が減少しているのにはとてもビックリです。耐震補強しないといけない建物が多数残っているのに、建築費が横ばいならまだしも、減少を続けていたというのは。
学校や公民館は災害時の避難場所なのですから、早急に耐震補強が必要なのでしょうに。
予算のマイナスシーリングとか、ハコ物予算の減額とかとは区別しないと、ということすらできないくらい地方財政は逼迫しているということなのでしょうね。
2兆円つかって定額給付金とかいってばらまいた金があれば、耐震補強くらい行けたんじゃないですかねぇ。と思うが、まぁ仕方ないでしょう。政治家のレベルは国民のレベル。
8月30日でどこの政党の議員が増えたとしても、なんらかの変化があるんでしょう。それが来年の参院選のためのばら撒き準備になったりして。
とりあえず今まで投票してなかった人が小選挙区の3位候補に投票するという実験をしてみるといいのでは。投票率は半分くらいですから、いままで投票していなかった人が3位に全員投票すれば、小選挙区は全部ひっくり返ります。
食い物屋でもそうだけど、ジジババしか来ない店は若者向けのメニューなんか開発しません。選挙で投票しない奴は政治の客じゃないのです。単なる金づる。ジジババは将来の負担は関係ない(だって死んじゃうもん)ので、ばらまくのは合理的です。
昔っからいわれていることなのに、なかなか投票率が思ったほど上がりませんよね。ちょっと上がるだけで、事前予測と変わる事が過去にもあったのに。
「入れたい人がいないから投票に行かない」という行動パターンは、既成政党にはありがたいので積極的に「投票に行け」とは誰も言わないんでしょうねぇ。
こういう話は義務教育レベルでキッチリたたき込んでおかないとダメな国民の基礎知識だと思うのだけど、大体学校の先生は投票に行っているのだろうか?
そういう理由なら、投票に行ってほしくないと密かに願っている人たちがいるんでしょう^_^;
私の知っている人たちは、過去の選挙で皆さんいっておられますね。「日曜日はクラブ活動の付き添いに代理で行くことがあるかもしれないので、期日前投票してきた」とか聞きますし。