文部科学省「学校教育の情報化に関する懇談会」委員でもある、新井先生のブログがあまりにも「現在の状況」をストレートに書いてあるのですきっとしました。
後から追記されたように、
納品されたシステムの欠陥をあげつらう
だからICT活用教育は不要
とかいう意味ではありません。
現在の技術レベルと、その問題点がはっきりすれば解決まではあと一歩。
それに対して、社会システムとか、社会理解とか制度上の問題は、欠点が見つかっても解決策があるかどうかから考えないといけないですよね、ということかと思います。
・フューチャースクールの課題
http://researchmap.jp/jous8rvdl-78/#_78・日本教育新聞「提言」
http://researchmap.jp/jov7b82cg-78/#_7811月28日の「原口 前総務大臣かく語りき」
http://www.takigi.org/jotro7cuz-16/#_16にあるように、原口さんはデジタル教科書とはおもってないようですが、予算の関係で「デジタル教科書」なんでしょうね。
新井先生のブログで、これより少し前の記事に、こういうインタビュー記事の話があります。
http://www.winpeace.jp/project/relayoflifestock/arai.php・インタビューの裏話を読み比べてください。
http://blog.livedoor.jp/dannamethod/archives/65408114.html http://researchmap.jp/jo62bzctm-78/#_78ちなみに、わたしは大学行くまで数学が大好きでした。
たまたま中学や高校が大学まである私学だったので受験数学とは縁がなく、「理屈っぽい」先生にあたったからでしょう。
小学校とかでは「なぜ算数が好き?」ときくと「答えが一つだから好き」という人がいるけど、私は違いましたね。面白かったんです。鶴亀算とか。植木算はいまだにできません。時間数の計算とかは、指折り数えます(^_^;)
数学では、答えは一つかもしれないけれど、回答に行きつくまでにいろんな解法があって、どれがエレガントで、どれが短時間で解けて、教科書にはないけどこんな方法がある、(ベクトルの問題を解析幾何で解くとかやりました。単なる時間のムダと先生にも友人にも言われた)とか楽しめた。「逆・裏・対偶」なんてクイズでした。
中学では遠山啓さんの本とか、岩波全書の代数入門、高校では微積分入門とかやりました。
大学での数学は実験のためとかになって楽しめなくなって、計算は関数電卓が出始めたときだったので、それで済ませました。「アルゴリズム」というパズルに似た楽しみからコンピュータプログラムにのめり込んでしまったのだと、自己分析してます。
あ~、ほんでもって、楽しみにすぎなかったので、すべてすっかり忘れてます。三角関数とか、対数とか、テーラー展開とか、対数微分とか。そういえば、平方根を筆算で求める方法とかも教えてもらった記憶があるなぁ。
昔はこんな問題といてたんだなぁ、と新聞を読んで思うまであと数か月。受験生のみなさん、受験指導中のみなさん、ごくろうさまです。卒業生は、そんなもんです(^_^;)
新井先生とは逆の道だったみたいですが、最後のページにある「無理のない」生き方をするために、「論理的な言語化」をする経験は必要だと思います。
--