現在事業仕分け真っ最中。
フューチャースクール事業も事業仕分けされてました。
みてて、仕分けする人のステレオタイプというかあんたらに「教育のことを言われたくないわ」とおもったのが正直なところ。
まずはその様子をみてほしい。
■0101115事業仕分け「A-3フューチャースクール推進事業」(DMM.com) http://dl-shiwake.dmm.com/bb/down/gshiwake/gshiwakeA20101115A-3smb.wmv ・フューチャースクール事業は教育行政の門外漢である総務省がするのはお門違い
・特定の業者との癒着があるのではないか
だと言いたいのだろうし、そのように受け止められかねない発言もあった。
ここで15年前を思い出してほしい。100校プロジェクトは当時の文部省がやった事業なのか。
教育の情報化は、
・利用方法
・現実的な運用技術
・将来の見通し
のバランスが必要だ。悪いが、教育の専門家と言われる人たちは、その分野の中での最適化を考えていても全体の最適化を考えているとはいえないし、「単なる理想」を語っているに過ぎない人もいる。
理想が言えない研究者は研究者として失格だが、現実が見えない理想論しか語らない人が「学識経験者」として参加した研究授業は悲惨な結果になる。研究成果は「成功した」というような「作文」が暗黙のプレッシャーとなるからだ。
このビデオの「評価者」と説明者の人たちを比べてみて、どちらが真剣に将来の「日本人を育てたいのか」を判断するのは国民たるわたしたちだ。
すくなくとも説明者である総務省の人たちは日本の政治の国家方針に従ってできることをなんとかしようとしておられる熱意が伝わった。
枝野議員の最後の「文部科学省との調整依頼」が精いっぱいのことなのだろうけど、途中で出てきたICTを活用した教育の成果は不明だとかいう発言は証拠資料として残しておくべきものだろう。
さじは文部科学省に投げられてしまった。
■仕分け結果
http://www.shiwake.go.jp/data/pdfs/484.pdf
登録日時:2010/11/16 07:01:19
詳しい解説、ありがとうございました。
私は常々、「未来の教室」のキーワードは、電子黒板とデジタル教科書(電子教科書)、そしてタブレットPCだと考えています。
3番目も重要ですが、もう少しゆっくり実施してもいいと思います。
ただし、永続的に着実にやってもらいたいものです。
登録日時:2010/11/16 14:49:34
こちら側の準備不足というのもあったのかもしれません。それは反省するとして。こう仕分けされちゃったことで、これからの日本の学校はどんな姿なのかが見えなくなったなあと思います。
出羽の守になっちゃいますけれど、韓国ではとかヨーロッパではとかアメリカの某州ではとか言いたくなっちゃいました。