ツイッターで数日前から話題になっている、調達情報です。
■入札公告
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/110624b.htm
次のとおり一般競争入札に付します。
平成23年6月24日
支出負担行為担当官
資源エネルギー庁長官官房総合政策課長 小宮 義則
1.競争入札に付する事項
(1)作業の名称 平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)
(2)履行期限 入札説明書による。
(3)納入場所 入札説明書による。
(4)入札方法 入札金額は、平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)に関する総価で行う。
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このページの「3.仕様書」のPDFファイルを見ると、なぜ話題になったのかどうかが理解できます。
たしかに、デマ情報はあるでしょう。しかし、これまでの政府発表や東京電力の広報がまちがっていたことも事実です。
いったいなにが「正確な情報なのか」をだれが判断するのでしょう?
2.事業目的
ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して速やかに正確な情報を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に対する風評被害を防止する。
3.事業内容
① ツイッター、ブログなどインターネット上の原子力や放射線等に関する情報を常時モニタリングし、風評被害を招くおそれのある正確ではない情報又は不適切な情報を調査・分析すること。モニタリングの対象とする情報媒体及びモニタリングの方法については、具体的な提案をすること。
② 上記①のモニタリングの結果、風評被害を招くおそれのある正確ではない情報又は不適切な情報及び当庁から指示する情報に対して、速やかに正確な情報を伝えるためにQ&A集作成し、資源エネルギー庁ホームページやツイッター等に掲載し、当庁に報告する。
(略)
【提案事項】
① モニタリングの対象とする情報媒体(ツイッターは必須)
(略)
【留意事項】
・受託者は、不正確な情報又は不適切と思われる情報媒体や抽出するキーワードについては、資源エネルギー庁担当者と十分に調整すること。
今回のセシウム汚染牛肉問題は、この入札結果ではどのように扱われるのか興味があります。
農水省からこのような通知があったとして、農家がしらなかったというのも無理からぬ話だと思います。だって、被災地なのですから、情報伝達がどれだけスムーズなのかわかりませんし。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/pdf/110321_tikusan_minasama.pdf http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/ine_sakutuke.html■このセシウム牛事件は国に見捨てられた農家の落ち込んだ陥穽だと私は思います
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-3f1c.htmlのブログの推定どおりのことが起こっていたのではないかとわたしも思います。