日経コンピュータ2005年4月4日号
実態は「町のパソコン教室」以下 これでよいのか!高校のIT教育という記事があったようです。
「高校のIT教育は、どうしてこうなってしまったか。理由は大きく二つある。一つは平均的な教員の能力が低いこと。もう一つはIT教育の中身が明確になっていないことだ」
「一人ひとりの教員のやる気や資質に問題があるのではない。問題の本質は、「情報」担当教員の育成体制にある。」
「情報の教員免許は簡単に取得できた。夏休みに3週間、講習に通うだけですんだ。最初は、「アルゴリズム」や「IPアドレス」といった耳慣れない言葉の洪水に焦ったが、「修了試験もなにもない」と聞いて安心した。その後は、我慢して机に座っているだけで、本当に免許をくれた。」
わたしも、情報の教員免許試験を受験して1次試験は通ったけど、2次試験は落ちました。
でも、免許をもってる人がこれではねぇ。
あぁ。書き直そうと思ったら、完全に削除してしまった…
高校だけじゃないです。
某市のことしかしりませんが、教員研修などで、おなじように「パソコン教室」的な研修をしているんだと思います。
文科省の実態調査の結果を市内でまとめましたが、研修を受けた数が「指導できる」につながっていません。「操作研修」しかしていないんだから、あたりまえです。
「こういうことをしたい」から「こういう機能(手段)が欲しい、探す、使う…」「どうしたらいいだろう?」「こうしてみたらどうか」「こうしたら効果的か?」などの「考える」ことがなく、「学級新聞を作りましょう」「このメニューを選んで」「…はい、できましたねぇ」でよろこんで「研修成果としてのファイルや印刷物」を持って帰ってるんですから。
そんな研修が、きっとあちこちで行われてるんです。
教わったやり方しか実践できません、たぶん。なので、教わったままやってるから、そんな授業にしかならないんだと思います。
ごめんなさい。書き直しても、やっぱり長いです。(^^;;