スイッチングハブで、
片方を「オートネゴシエーション」
相方を「全二重通信モード」
とすると、トラフィックが激減(10分の1くらい)するトラブルがあるのをご存知ですか?
テレビ会議システムの中継ソフトを設置した場所で、
どうも性能がでていない(接続が増えると、音声が途切れたり、モザイクになったり)
という現象がでたので調査してもらいました。
プロバイダからレンタルされているルータと、それを収容しているファイアーウォールセグメントのスイッチングハブを「全二重固定」にしてもらったら、性能が安定しました。
「やっぱりか」とおもって、中継サーバをさらに高性能のものに交換したら一気に性能が落ちました。
「うーん、どうしたんだ」と調べたところ、ファイアーウォールセグメント用のスイッチングハブのすべてのポートを「全二重固定」にしたのだとか。早速中継サーバのLANカードの設定を「全二重固定」変更しました。
これで予想どおりの性能になりました。
基幹ネットワークのポートは絶対に「オートネゴシエーション」はだめですよ。ある日突然性能が落ちることがありますから。
最初に netperfで拠点間の性能テストするつもりだったんだけど、他の準備で省略したのがいけなかったんだなぁ。