毎日MSNを見ていると、
ゆとり教育:
中学校教員の過半数、総合学習を否定的評価という記事がありました。
> 保護者の63%、小学担任の54%が総合学習を「なくすべきでない」としたが、
>中学担任の57%は「なくすべきだ」と答えた。また、国語や算数(数学)など教科
>の学習については、中学担任の82%が重視すべきだとした。
ようするに、
・小学校教員にとって、中学受験はあまり切羽詰っていない
・中学校教員にとって、高校受験は差し迫った問題
・教員が自分たちで、自分の教え子たちに「今後生きるためには」
何を教えようとしているのか良くわかっていない
→ 受験のための(かどうかはよくわからないが)「基礎学力」が大事
ということでしょう。
で、基礎学力ってなんなんでしょう?
四則演算は電卓がしてくれるし。難しい漢字はたいてい振り仮名が付きだしたし。
書き順がわからなくても、パソコンのワープロやケータイで漢字変換できるし。
学校の成績は悪くても、しっかり生き抜いている人を多く見ています。
というか、中学や高校で英語の成績が悪くて、という同級生が貿易商をしていたりするんです。
学校の先生の言う、「基礎学力」のほうが信じられないんですけど。
どうおもいます?
ちなみに、元データは
文部科学省の「義務教育に関する意識調査」(速報)
で、18日の中央教育審議会義務教育特別部会に報告されたそうですが、文部科学省のホームページにはまだ議事録や資料は掲載されていません(
開催の案内のみ)
追伸(6/26)
資料が公開されましたね
・
「義務教育に関する意識調査」結果の速報について ・
義務教育に関する意識調査中間報告書